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2025.04.09
院長ブログ
栄養素から考える花粉症対策!!
春は花粉症で悩まされる方も多いのではないでしょうか
何を隠そう私も花粉症をもってますし、
以前は症状が強くて相当苦しみました
でも栄養状態から自分を見つめ直すことで
今はかなり症状は軽減したと思っています
今回は栄養素から考える花粉症対策についてお伝えします。
1. 花粉症とは?
花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で起こるアレルギー反応の一種です。くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状が代表的で、日本では約4割の人が悩まされていると言われています。
2. 花粉症の原因とは?
花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で起こるアレルギー疾患です。体が花粉を「異物」と認識してしまい、免疫反応が過剰に働いてしまうことで症状が出ます。
3. 実は「粘膜の炎症」が主な原因
花粉症のつらい症状(くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど)は、粘膜が過剰に炎症を起こしていることが原因です。
本来人体にとってあまり害のないものに対しては、免疫が過剰に反応しないようにコントロール(免疫寛容)されています。
免疫寛容があるので、環境にうまく適応しながら生活ができています。
この免疫寛容が崩れてしまうことで、免疫細胞が過剰に反応して、ヒスタミンなどの炎症物質を分泌してしまうのです。
4. 粘膜は「鼻や口」だけじゃない!
花粉症がある人は、鼻や目など症状が顕著に現れている場所に注目しがちですが、治すべきはそこではありません。
粘膜は、鼻や目のほかにも口腔、気道、消化管(腸)までつながっています。
全身の免疫を担当する細胞の約7割は腸に存在しています。ですので腸内環境が悪化すると粘膜組織の免疫が悪化し、それが全身の粘膜組織に波及していきます。
つまり、「腸内環境」や「全身の免疫バランス」も花粉症に影響するということ。
5. 粘膜の炎症を抑える栄養素とは?
粘膜の健康を保ち、炎症を抑えるためには、以下のような栄養素の摂取がとても大切です
- ビタミンA(例:にんじん、ほうれん草)
- ビタミンC(例:みかん、ブロッコリー)
- ビタミンD(例:青魚、干し椎茸)
- オメガ3脂肪酸(例:青魚、亜麻仁油)
- 亜鉛(例:牡蠣、レバー)
- 乳酸菌・食物繊維(腸内環境の改善)
もちろんすべてを食事から摂取できれば理想ですが、なかなか難しいのも現実ではないでしょうか。
なので不足部分をサプリメントで補うことも有益ではないかと考えています。
そして日々取り入れるものなら、サプリメントの質にもこだわっていきたいものです。
質を考えるうえで
- 不要な添加物が入っていない
- 必要な量が十分に入っている
- 吸収を高める工夫がなされている
- 第三者機関が中身や品質をチェックしてくれている
などが重要と考えています。
6. まとめ
当院では食事内容や症状、血液検査などから栄養状態を把握し、必要な食事内容、栄養素の提案、サプリメントのご案内などを行っております。
自分の栄養状態を知りたい
自分に必要なサプリメントを知りたい
などあれば、当院で行っているサプリメント外来、栄養療法外来をご検討ください。
無料相談も行っておりますのでお気軽にお越しくださいね。