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2026.01.08

院長ブログ

【心不全】その息切れ、「歳のせい」だと諦めていませんか?〜心臓からのSOS〜

みなさまこんにちは

まにわクリニックの院長の馬庭です。

 

「最近息切れがする」

「ちょっと動くだけで動悸がする」

 

それ、歳のせいだと思っていませんか?

 

ひょっとしたらそれは「心不全」のサインかもしれません。

 

今回は心不全について解説します

 

アジェンダ

  1. 心不全とは「病名」ではなく「状態」です
  2. 見逃してはいけない初期症状
  3. 今日からできる解決策(治療と予防)

 

1. 心不全とは「病名」ではなく「状態」です

「心不全」という言葉を聞くと、心臓が完全に止まってしまうような怖いイメージを持つかもしれません。

しかし、医学的には「心臓のポンプ機能が悪くなり、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなって生命を縮める状態」を指します。

心臓は全身に血液を送るポンプです。このポンプの力が弱まったり、あるいは筋肉が硬くなってうまく血液を取り込めなくなったりすることで、全身に十分な酸素が行き渡らなくなります。

高血圧や心筋梗塞など、様々な心臓病の「最終着地点」とも言える状態なのです。早期発見ができれば、その進行を食い止めることは十分に可能です。

2. 見逃してはいけない初期症状

心不全のサインは日常の中に隠れています。

最も多いのが「動いた時の息切れ」です。

「最近、階段を登ると息が上がる」

「平地でも休み休み歩くようになった」

というのは、単なる加齢ではなく心不全のサインかもしれません。

また、「足のむくみ」も重要です。夕方になると靴がきつくなる、指で押すと跡が残る場合は要注意です。

さらに、夜寝ている時に咳が出たり、息苦しくて起きてしまう(起座呼吸)場合は、心臓に水が溜まっている危険なサインの可能性があります。体重が1週間で2〜3kg急増した場合も、脂肪ではなく体内の水分貯留を疑う必要があります。

3. 今日からできる解決策(治療と予防)

心不全治療の鍵は「心臓を休ませる」ことです。まずは薬物療法が基本となります。

心臓の負担を減らす薬や、余分な水分を尿として出す利尿薬を使用します。

ご自身でできる最大の解決策は「減塩」です。塩分を摂りすぎると体内に水分が溜まり、ポンプ機能の弱った心臓にさらに負担をかけます。1日6g未満を目標にしましょう。

また、毎日の体重測定も立派な治療です。そして、状態が安定したら「心臓リハビリテーション」として適切な運動を行うことで、再入院のリスクを下げることができます。

 

当院では心臓治療の専門医が常時対応しています。

おかしいなと思ったら、早めにまにわクリニックへご相談ください。

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