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2025.12.26

院長ブログ

「足が重だるい…」それ、下肢静脈瘤かも? 放置してはいけない3つのサイン

まにわクリニック院長の馬庭です。

「夕方になると足がパンパンになる」

「寝ている時に足がつる」…

 

そんなお悩みはありませんか?

実はそれ、単なる疲れではなく「下肢静脈瘤」という病気のサインかもしれません。

 

今回は脈管専門医でもある私が下肢静脈瘤のサインについてお伝えします。

 

アジェンダ:

  1. これって下肢静脈瘤?セルフチェック
  2. 放置するとどうなる?怖い合併症
  3. まずは専門医へ!早期受診のススメ
  4. 解決策:まにわクリニックでの初診相談

 

1. これって下肢静脈瘤?セルフチェック

「夕方になると靴がきつくなる」

「夜中に足がつって目が覚める(こむら返り)」…

そんな経験はありませんか?

これらは単なる疲れや年齢のせいではなく、下肢静脈瘤の初期症状である可能性が高いです。

下肢静脈瘤とは、足の静脈にある血液の逆流を防ぐ「弁」が壊れ、汚れた血液が足に溜まってしまう病気です。

 

特に以下のサインがある方は要注意です。

  • 見た目の変化: 血管がボコボコと蛇行して浮き出ている、クモの巣のような赤い血管が見える。
  • 自覚症状: 足が鉛のように重だるい、むくみが取れない、足がほてる。
  • 皮膚トラブル: すねや足首がかゆい、湿疹がなかなか治らない。

鏡でご自身の足を観察してみてください。一つでも当てはまれば、専門医への相談をお勧めします。

 

2. 放置するとどうなる?怖い合併症

「見た目が気になるだけだし、命に関わらないから」と放置していませんか?

確かに下肢静脈瘤が直接死因になることは稀ですが、自然治癒することはない「進行性の病気」です。

放置して血液のうっ滞(よどみ)が長く続くと、「うっ滞性皮膚炎」を引き起こします。

足首周辺の皮膚が茶褐色に変色し、硬く板のようになってしまいます。さらに悪化すると、皮膚がえぐれる「潰瘍(かいよう)」ができたり、溜まった血液が固まって「血栓性静脈炎」を起こし、激しい痛みや腫れを伴うこともあります[1]。

ここまで進行すると治療も長期化し、痕が残るリスクも高まります。

「たかが静脈瘤」と侮らず、合併症が出る前の早めの対処が、きれいな足を保つ鍵です。

3. まずは専門医へ!早期受診のススメ

足のむくみやだるさは、静脈瘤だけでなく、心臓や腎臓、甲状腺の病気が隠れている場合もあります。だからこそ、自己判断は禁物です。

血管の専門医であれば、問診と視診に加え、超音波(エコー)検査を用いて「血液の逆流の有無」を正確に診断できます。この検査は痛みもなく、わずか数分で終わる簡単なものです。 「手術が本当に必要な状態なのか」、それとも「弾性ストッキングなどの保存療法で様子を見てもいいのか」という判断は、専門的な検査なしには不可能です。 早期に受診することで、QOLの改善につなげたり、より身体に負担の少ない治療法(カテーテル治療など)を選択できる可能性が高まります。

 

4. 解決策:まにわクリニックでの初診相談

大阪近郊で足の悩みをお持ちの方は、ぜひ「まにわクリニック」へご相談ください。 当院では、院長の私が問診から検査、治療説明まで一貫して担当します。「いきなり手術を勧められるのでは…」という不安はいりません。まずは患者様のライフスタイルや希望をじっくり伺い、最適な方針を一緒に考えます。

当院は予約制で待ち時間の短縮に努めており、Webから24時間ご予約いただけます。

「足が軽くなったら、旅行に行きたい、スポーツを再開したい」

その目標を叶えるために、まずは一度、あなたの足の状態を見せていただけませんか。

スタッフ一同、温かくお迎えし、足の健康を取り戻すサポートを全力でさせていただきます。

【参考文献】 [1] 日本静脈学会, 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術のガイドライン 2019.

 

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