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2025.01.22
院長ブログ
下肢静脈瘤特集「下肢静脈瘤ってなに!?」
足の血管がコブのようにボコボコふくらんだり、くも状の血管をみて
「これは静脈瘤ですね」
と言われたことはありませんか?
女性を中心に下肢静脈瘤をお持ちの方は多いのですが、
治療が必要なのか、放っておいても大丈夫なのか
など質問をいただきます。
今回は下肢静脈瘤とはどのような疾患なのか解説します。
下肢静脈瘤とは
静脈瘤とは、静脈(心臓に返っていく血管)に生じた病気です。
動脈は心臓がポンプの役割を果たしてくれるので1方向に血流が流れることができます。
しかし静脈は血液の流れを作る心臓のようなポンプが存在していません。
なので、血液が一方通行になるように逆流を防止するための「弁」がたくさん存在しています。
なんらかの原因でその「弁」が破壊されてしまうと、血液が逆向きに流れるようになります。
これが続くことで、静脈がコブ(瘤)のようにふくらんだり、細かな血管がクモの巣状に拡大していきます。
全身に静脈は存在していますが、カラダの構造上、下肢の静脈に出現することが多くなります。
基本的には良性の疾患であり、急に大出血をしたり、命を落としてしまったりすることはありません。
ですから、大急ぎで診断や治療をしなければならないものではありません。
しかし、放っておくと生活の質(QOL)が低下してしまうような症状につながることがあり、注意は必要です。
より詳しく静脈瘤について知りたいかたは
ホームページやブログを御覧ください
当院では下肢静脈瘤の診断から日帰り手術までを行っています。気になる方はお気軽にご相談ください。